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ID:HK-AW02-197107-0012

「ユートピアQ&A1981」会場風景 美術手帖 1971年10月号より)

作品タイトル:

あなたの10年後の未来

「ユートピアQ&A1981」

  • 制作年:1971年(コミュニケーションゲーム)
  • 共同制作者:中谷芙二子,森岡侑士,山口勝弘

     


展覧会:


  • UTOPIA&VISION 〜未来編 ストックホルム近代美術館・ニューヨーク・EAT,銀座ソニービル・ボンベイ・国立デザイン研究所 1971.7.30-8.30

内容・資料


EAT(科学と芸術の実験組織・本部:ニューヨーク)からEAT東京が1971年1月に独立後初めての国際プロジェクト。小林はくどうは同年5月にコア・スタッフとして参加,中谷芙二子,森岡侑士の3人がプロジェクトチームを組んで「ユートピアQ&A1981」東京ターミナルの企画制作に当たり,1971.7.30から8.30の1カ月,世界4都市<東京,ニューヨーク,ボンベイ,ストックホルム>を回線で結び,テレックスを媒体としたコミュニケーションゲームを行った。東京は銀座ソニービルがステーション,小林はくどうは日本側のディレクターを担当。

http://techart.nia.edu.tw/www-techart/98art/yamaguchi/abstract.html

The History of the Art and Technology from 1960's ~ 1990's in Japan より抜粋

1972 "Utopia:Q & A"

Fujiko Nakaya,Hakudo Kobayashi,Hiroshi Morioka and Katsuhiro Yamaguchi. Experiment on Information Sculpture and live global communication which connected Tokyo,New York and Stockholm with telex wires. Video Plaza, from the early 1970's began at the center of the art movement in Japan. Katsuhiro Yamaguchi, Fujiko Nakaya, Nobuhiro Kawanaka, Hakudo Kobayashi and others began to explore from a conceptual standpoint the social relativity between this new medium and art while at the same time began creating new works with it.

美術手帖 1971年9月号 P33 告知版

●ユートピア&ビジョン展テレックス三元中継はじまる

ニューヨーク,ストックホルム,東京を結んで各都市の市民が,十年後の未来をお互いに語り合い,質疑応答を交わしあう試み。市民参加の市民参加の未来論こそが,真に現実的なユートピア像をつくりだすことになるという趣向。七月三十日―八月三十日まで。銀座・ソニービルにて。

美術手帖 1971年10月号P6-7 

今月の焦点

未来論交換ゲーム“グローバル・ミニ・コミュニケーション”の楽しみ「ユートピアQ&A1981」テレックス4元中継

(EAT東京代表)中谷芙二子