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メインページ(総合情報) |
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ID:HK-AW02-197210-0015 |
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作品タイトル: LapsCommunication1
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「美術手帳 1973年11月号 美術出版社発行 P236ー241 「コミュニケーション・メディアとしてのヴィデオシステム」 辻勝之 より抜粋 同年十月には,「開かれた網膜・わしづかみの映像ービデオ・ウィーク」が,アメリカン・センターで開かれた。そのときのシンポジウムは,パネラーたちがまだヴィデオそのものとの接触度が低く,従ってメディアとしてのヴィデオに対する認識度が浅く,そのためまったく皮相的なディスカッションに終わってしまった感があった。そのときの内容は,体制化していないメディアとしてのヴィデオに対して,その自己参与の可能性を手さぐりでつかみとる,といった姿勢はあったが,ヴィデオがほとんど普及されていない日本の文化的,経済的状況では,抽象論におちいってしまって有効な話はできない,といったものだった。ただ一つ,アートのコミュニケイションとしてではなく,コミュニケイションそのものの本来性,相互コミュニケイションへのメディアである,という認識はなされていたようだ。 |